« 2009年1月 | メイン | 2009年4月 »

2009年2月

2009年2月16日 (月)

Error: Missing Dependency:

サーバーを作ろう!と思った頃、ディストリビューション選びでものすごく悩みました。
それはもう、パーティションの分け方並に。

Debian系とRedHat系で悩んだ挙げ句、結局Debianを使ってサーバー構築することに。

DebianはシンプルでApache2が欲しいときは、
apt-get install apache2

ProFTPDが欲しいときは、
apt-get install proftpd

アップデートしたいときは、
apt-get update

だけ。


お仕事ではCentOSを使うので、慣れなければ!と思いつつ…同じ感じでしょ?と思いつつ…。

yum install apache2
→そんなもんねーよ。
…?
正解は、yum install httpd

apt-get install proftpd
→そんなもんねーよ。
…?
正解は、rpmforgeを入れた後に yum install proftpd

yum update
→ズラズラズラ…完了!
これはOK。

しかし、yumと言う物を理解しないで使っていたらある日エラーに遭遇。

# yum update



Error: Missing Dependency: ~ is needed by package ~

updateでエラーとは何事じゃ!!

どうやら、/etc/yum.repos.d/にある設定が競合?しているらしい。
もうシラミ潰し戦法で行くしかない!!と言うことで、
yum --enablerepo=centosplus --disablerepo=rpmforge update
等を打って、何とかエラーを回避することが出来ました。

yumを制すには、まず/etc/yum.repos.d/を制さなければ。
この他にもrpmとか出てきちゃうともう大変。
もう挫折しそう。


ぁ、またCentOSサーバー落ちてる。

メモ : EWF 導入

SSD化したレッツノートのプチフリーズが酷かったので、EWF化してみました。

[プチフリーズ]
SSDで読み込みと書き込みが重なった時に数秒~数分間処理速度が遅くなったり、全く処理しなくなったりとフリーズした状態になることです。
自分の場合は数十秒固まって、数秒間高速に処理をして、また固まって…と全く使い物になりませんでした。

[解決方法]
・頻繁にSSDにアクセスしないよう頑張って設定する
・RAIDを組む
・EWF化する

頑張って設定する方法は、本当に頑張らなければならないので面倒。
→プチフリを減らす
RAIDを組むのは高いSSDをもう一個買うのは嫌だ&ノートなので置き場所がない。
→プチフリをなくす
EWF化はレジストリをイジるので失敗するとWindowsが起動しなくなる。
→成功すると超高速

と、まぁー、どれもそれなりの代償が必要です。
幸い?Windowsをクリーンインストールしたばかりなので、ぶっ飛んでもまたインストールすればいいや!ってことでEWFを選びました。

[EWF]

Enhanced Write Filterの略で、SSDへの書き込みをメモリ上で済ませ内容をメモリに蓄えます。
シャットダウンの時にそのメモリの内容をSSDに書き込むツールを使うのでシャットダウンは激遅ですが、それまでは超高速です。
任意の時に書き込むことも出来ます。
メモリに蓄えるのである程度のメモリ容量が必要で、メモリが足らなくなると逆に不安定になってしまいます。
# 自分のレッツノートは2GBで問題なしでした
メモリにある程度貯まってしまったらSSDに書き込むか再起動すればメモリが空き、不安定になることを回避することが出来ます。


[EWF化]
今回、参考にしたサイトは、
モバイルPCからハードヂスクが無くなる日まであと まとめサイト - EWFについて
EWFのセットアップ
です。
皆様、ありがとうございます。

EWF化はくれぐれも自己責任でお願いします。

自分でも色々な環境にEWF化をテストしてみました。
SSDのXP SP3→成功
HDDのXP SP3 その1→失敗
HDDのXP SP3 その2→成功
HDDのVista →失敗

XPだと成功率は60%。
Vistaはまだ1回しかやっていないのでわかりませんが、今のところ0%です。
参考までに…。

ちなみに、ベンチマークをとってみたところ…

ネットブックをSSD化したときのベンチマーク
Ssd1


EWF化した後のベンチマーク
1080884560_80

メモリを使っているので反則ですが、爆速な結果となりました。


[手順]

<< まずは必要な物を集めます >>

XPeSP2FeaturePack2007.isoをマウントします。
CDに焼いても、仮想CD(デーモンツール等)でマウントしてもOKです。
セットアップの画面が出てきますが消して、直接開きXPEFP2007.exeを実行します。
実行すると画面が出てきますがそのまま放置し、Cドライブ“らへん”に適当な文字列のフォルダが出来ているので、その中のrepと言うフォルダを開きます。
その中から
・ewfntldr
・ewf.sys
・ewfmgr.exe
を取り出し、放置していた画面をキャンセルします。


<< 必要な物をWindowsに入れていきます >>

XP SP2の場合はCドライブ→WINDOWS→System32にntldrがある?ので、名前をntldr.bakに変えておきます。
ewfntldrの名前をntldrに変えて、System32に入れます。
ewfmgr.exeもSystem32に入れます。
System32→Driversにewf.sysを入れます。


<< レジストリをイジります >>

“ファイル名を指定して実行”に『regedit』と入れてエンターを押します。

HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Enumと開き、Enumを右クリック→アクセス許可を開きます。
Everyoneのアクセス許可の『フルコントロール』の許可にチェックを入れてOKを押します。

コントロールパネルの管理ツールのコンピュータの管理を開きます。
ディスクの管理を見て、ディスク0の状態を見ます。
Cドライブ1つだけの場合は、テキストエディタでewfc.regと言うファイルを作り、

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction]
"Enable"="N"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout]
"EnableAutoLayout"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem]
"NtfsDisableLastAccessUpdate"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters]
"EnablePrefetcher"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management]
"DisablePagingExecutive"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager]
"BootExecute"=""
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF]
"NextInstance"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF\0000]
"Service"="EWF"
"Legacy"=dword:00000001
"ConfigFlags"=dword:00000020
"Class"="LegacyDriver"
"ClassGUID"="{8ECC055D-047F-11D1-A537-0000F8753ED1}"
"DeviceDesc"="EWF"
"Capabilities"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF\0000\Control]
"ActiveService"="EWF"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ewf]
"ErrorControl"=dword:00000001
"Group"="System Bus Extender"
"Start"=dword:00000000
"Type"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{71A27CDD-812A-11D0-BEC7-08002BE2092F}]
"UpperFilters"="Ewf"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ewf\Parameters\Protected\Volume0]
"Type"=dword:00000001
"ArcName"="multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)"

を書き込みます。
CとDがある場合は、ewfcd.regと言うファイルを作り、

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction]
"Enable"="N"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout]
"EnableAutoLayout"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem]
"NtfsDisableLastAccessUpdate"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters]
"EnablePrefetcher"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management]
"DisablePagingExecutive"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager]
"BootExecute"=""
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF]
"NextInstance"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF\0000]
"Service"="EWF"
"Legacy"=dword:00000001
"ConfigFlags"=dword:00000020
"Class"="LegacyDriver"
"ClassGUID"="{8ECC055D-047F-11D1-A537-0000F8753ED1}"
"DeviceDesc"="EWF"
"Capabilities"=dword:00000000
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_EWF\0000\Control]
"ActiveService"="EWF"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ewf]
"ErrorControl"=dword:00000001
"Group"="System Bus Extender"
"Start"=dword:00000000
"Type"=dword:00000001
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{71A27CDD-812A-11D0-BEC7-08002BE2092F}]
"UpperFilters"="Ewf"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ewf\Parameters\Protected\Volume0]
"Type"=dword:00000001
"ArcName"="multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\ewf\Parameters\Protected\Volume1]
"Type"=dword:00000001
"ArcName"="multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)"

と書き込みます。
詳しくは参考サイト『EWFのセットアップ』を。

自分のPCにあったファイルをダブルクリックしてレジストリに追加しますか?と聞かれるので『はい』を押します。


<< 仮想メモリを使わないように設定をします >>

コントロールパネル→システム
詳細設定タブ→パフォーマンス『設定』
詳細設定タブ→仮想メモリ『変更』で、
ページングファイルなしにチェックしOKを押します。


<< EWFを自動化するソフトを入れます >>

EWFToolをダウンロードします。
設定等はリンク先で。
自分の場合はCドライブのProgram filesに『EWFTool』と言うフォルダを作って、その中に入れて、ショートカットをスタートアップに入れてます。


<< 再起動する >>

以上で一通りのEWF化は終了しました。
再起動してみましょう。
立ち上がれば幸せになれます。
立ち上がらなければ…幸せになれません。

くれぐれも、自己責任でお願い致します。

SSD化

我がレッツノートRのHDDをSSDにしてみました。

[分解]
前回一度やっているので、手際が良いww

20090213200057



[換装]

右の方にあるHDDを持ち上げると、スポッ!と出てくるHDD。
SATAのコネクタを外して、SSDに装着!!
それを元に戻して…終了。

20090213200506

SATAなので?ピンを折る必要もなく、簡単、簡単♪



[結果]

いざ、インストールして見ると…ん?…あれ?
そんなに早くない。

前回のSSD化は劇的に早くなったのに、今回は失敗。

変わらないだけならまだしも、SSD特有の…プチフリーズ発生。
ちょっと負荷をかけるとすぐ数秒間フリーズしてしまうのです。
…全く良いことなし。

ここで引き下がるワケにはいかないので…EWF化してみました!!


EWF化については別記事で。

2009年2月13日 (金)

Debian

あまり技術な話をしていると社会的な目が痛い?気がするので、たまには脱線を。

Debianってなあに?って方へ!
サーバーのOSの一つです!
そして、そのDebianのコードネームが意外と面白い!

例を挙げると…
今、安定版なのがetch。
その前まで最新の安定版だったのがsarge。

んー、これだけじゃわかりませんねぇー。

その前が、woody。
その前が、potato。

ぉ!
ちょっとずつヒントが。

slink
hamm
bo
rex
buz

さぁ、どうでしょう。

そう。

トイストーリーのキャラクターの名前がコードネームになっているのです!
元Debianリーダーの方がPixarに勤めているからなんだとか。

上のキャラクターの説明をすると…
etch : お絵かきボード
sarge : 緑色のプラスチックの兵隊の軍曹
woody : ウッディ
potato : ヒゲが生えたジャガイモ
slink : 体がバネの犬
hamm : ブタの貯金箱
bo : 羊飼いの電気スタンドの女性
rex : 緑色の恐竜
buzz : バズ・ライトイヤー

今開発中のコードネームには…
lenny : ゼンマイで歩く双眼鏡
squeeze : 三つ目のエイリアン(リトルグリーンメン)

こう考えると、コードネームも愛しく感じますね!!


ちなみに、Debianのロゴはバズのアゴのグルグルをひっくり返した物なんだとか…。

フォトアルバム

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
Powered by TypePad